KNBの万華鏡放送のことを書いてきたが
少し気になったことがあった。
堀江さんの前の編集長、元福光美術館長 奥野さんに
まったく触れられていなかったことだった。
取材の中で私は奥野さんのことを話したし
風間さんも当然話されていたと思う。
風間さんと奥野さんは
万華鏡の両輪だった。
2人で作ってきた雑誌だった。
奥野さんが亡くなった時
死の床で最後まで気に掛けていたのは万華鏡のことで
そのことは通夜の場で夫人から語られた。
奥野さんが亡くなっても万華鏡が続いたのは
奥野さんの万華鏡を続けてほしいという遺志を
風間さんが受け継いだからであり
粘って堀江さんという有能で人のいい有能な編集能力を持つ人を
見つけて泣き落としたという
奇跡があるからだ。
テレビ放送の編集はテレビ側の都合があるので
どうとは言えませんが
2月に万華鏡を振り返る写真展を開催しますので
そこでは奥野さんをきちんと
ピン止めして取り上げてほしいと
今日も電話で堀江さんにお願いしました。
万華鏡は私から見ると
風間さんと奥野さんの友情物語です。
奥野さんは風間さんを支え続けたすばらしい相棒でした。