先日の遠足で
黒部市の松桜閣に行ってきました。
庭から
「名水の里 黒部市」が良く見えるように
ここだけ垣根になっています。
松桜閣は
私が初めて「写真語り万華鏡」の取材をしたところです。
なんとブログで知り合った福光美術館の元館長 奥野達夫氏から
依頼を受けて訳も分からず当地に出向きました。
この年は東北大震災の年 2011年で7月でした。
この年の11月に父が亡くなるのですが
はじめての緊張の取材中に
入院中の父から電話があり
病院の食事が全くおいしくない、何か持ってこい という怒りの電話で
緊張と怒りの重なりで
困っていた時の自分を思い出します。
とにかく取材が終わって
バナナを買って、あと何か買ったかもしれないけど
バナナだけは覚えてる。
黒部市から高速で小矢部市の病院に入院してる父の元に駆け付けた。
写真語り万華鏡のこの号は
風間さんの写真が素晴らしくて
売り切れになっていて
いただいたこの冊子にコーヒーをこぼし
沁みだらけの一冊しか残っていません。
このとき
松桜閣の建物を主人公に擬人化して原稿を書いたら
奥野さんに却下されて普通に書き直しました。
いろいろな思い出が詰まっている場所です。
