はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

着信音

今日は砺波演劇鑑賞会に行ってきた。

砺波演劇鑑賞会は

代わりばんこにお世話の当番があって

今日お世話してくださる会員の方が

「携帯電話の電源を切ってください」

という看板を持って通路を回っていらっしゃる。

 

今日は特に

舞台が始まる前に

「携帯はマナーモードでなく電源をオフにしてください!」

というお触れがあり

マナーモードにしていた私も

そこまで言われるから仕方なく電源をオフにした。

今日は前から3列目で

太川陽介音無美紀子という

テレビで知っている人の出演があることもあって楽しみにしていた。

水俣病という重い内容を扱っていたけれども

それなりに華やいでいる舞台を楽しみながら

進んでいって

種明かしのように登場人物の屈折した思いが

広がっていくその時に

私の前の人の携帯が

けっこう大きな音で鳴り響いた。

 

わー。

前列の席なので演者にもどのあたりかはっきりわかったはずだ。

 

携帯を鳴り響かせたのは

高齢の男性だった。

彼はそれ以降

舞台を楽しめなかったに違いない。

 

彼は自分には電話などかかってこないと

思っていたのだろう。

でもかかってきたのです。

まさか はあるのです。

気をつけましょうね。

 

演劇鑑賞会は無名でも実力のある人がたくさんいるんだなと

そこを感心することが多いのですが

名前を知っている俳優さんがいると

舞台が華やいでいます。

音無さんも太川さんも舞台後のあいさつを

けっこう尺を取ってやってくださり

うれしかったです。

太川陽介の演技がすばらしく元アイドルとは思えないと感心した次第でした。