昨日の卒業式の校長先生の式辞についての続き。
きのうの画期的なK校長先生の式辞を
ひと言で表現するなら「勇気」だと思う。
学校で一番大切で厳かな式であるはずの卒業式で
身体表現や手を挙げて答えを求めるクイズ形式をするなどをするなどなかなかできるものではない。
なかなかできないことを実行させたのは何か。
それはやはり「子供たちに伝えたい」という必死の思いから
生まれてきたものなのだ。
他にもこれまでにないことがあった。
送辞、答辞を読む生徒を
演台に上げられたのだ。
そんなことは当たり前ではないかと思う方も多いだろうが
子どもたちの送辞、答辞は
平場から校長先生に告げる形で行われている。
ニュースで出町中学校の卒業式が流れていたが
やっぱりその形だった。
そうじゃなくて
校長先生や来賓の偉い人が挨拶をするそのところに
子どもたちの送辞、答辞を読む子を持ってこられたのだ。
K先生は卒業式は子供たちが主役だからずっとそうしたいと
思っていたとおっしゃっていた。
そういわれるとそれはその通りだと思う。
その通りだと思うことがそれまでできてなくて
それを変えてくところがK先生の凄いところなのだ。