駅近くにある
城端石油のお母さんが亡くなった。
以前からがんを患っていらっしゃると聞いていたが
元気な様子で
店に立っておられた。
訃報に接して
寂しい。
ざっくばらんで明るくて
話しやすい人だった。
今は全然雪がないけど
数年前に12月に大雪が降ったことがあった。
その年に
城端石油のお母さんに
月下美人の鉢をいただいた。
外に出していた鉢を玄関の中に入れておいたのだが
あまりの寒さに一晩で枯れてしまった。
ごめんなさい、枯らしてしまいました。
それが言えないままに数年が過ぎてしまい、
お母さんは亡くなってしまった。
鉢をもらったけど
そのあと月下美人の鉢について話をされることはなく
私も言わなかったのだ。
ごめんなさい。枯らしてしまって。
何も尋ねられなかった
城端石油のお母さんの心遣いを今感じる。