はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

信者

NHKで
この成人式の時期に
「18祭フェス」
という企画があって

今を時めく若手ビッグバンドと
18歳1000人とで
舞台を作り上げるという企画がある。

おととしはワンオク
去年はWANIMA
今年はラドウィンプスだった。

午前中茶の間に行ったら
これがテレビに映っていて
見てしまいました。

参加する18才の青年たちは
記念だったり手段だったり
中には不登校で外に出られなかったり
いろんな動機があって
そういう1人1人をテレビは追いかけるのだ。

いつの間にか
若者がんばれ

と私も応援モードで見ていました。

練習もかなりしていたし
地方によっては自主練しているところもあった。

最後のラドウィンプスとのジョイントでは
泣いている子もたくさんいた。

そして
見ていると
なんかその熱中ぶりがちょっとすごいなと思ってしまう。

何かに入り込んでいるそれが
毎年見ていて
なんかちょっと不安になる。

キリショーが
音楽宗教論
というのを言っていたことがあるが

今はみんな宗教はそんなにないかもしれないけど
ひとつのバンドへの熱中度が
すごくて
そのバンドがいいと言ったことはみんなよくて
他のバンドは認められないような排他性があって
それぐらい
信望バンドにはファンにとって
絶対的な力を持っている。

今は音楽が宗教にとって代わっている。
とあの入り込んだ表情を見ると毎年そう思う。

糸井重里もそうだけど
こういうバンドだって
ひと昔前は
反骨精神にあふれていたが
今は政権におとなしくひれ伏すバンドばかり。

ラドウィンプスもそうだ。

ああ残念。