はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

腰抜けでよかった

今ほどちらっと
NHKを見たら
元9時ニュースキャスター大越健介氏と
パリ在住特派員の落ち着いた分析は
聞き応えがあって
手を止めてテレビを見た。

日常の暮らしに突然大量虐殺が起きた恐怖は
如何ほどのものだろう。

ヨーロッパの人々に衝撃を与えているのは
難民の中に今回の実行犯が入っていたこともあるという。

毎日8千人を数えるという難民の波が押し寄せることが
恐怖にも思えるだろう。

日本も標的にされているとはいうが
今のところ
差し迫った様子はなく
南砺市も日常変わりがない。

ニューヨークの9.11事件の報復として
アフガニスタンイラクへの攻撃が
様々な余波を引き起こし
今の流れを作ってしまっているという話だった。

報復として武器を取ることで
問題は混迷を深めるばかりだ。

日本も
第二次世界大戦
人々が暮らす街を燃やされ
多くの人々が亡くなった。

戦後
大人たちが手のひらを返して
民主主義を歓迎し
連合国側を迎えた、
そのあまりの変わり身の早さに
不信感を持ったという、
その時代の子供たちの
たとえば野坂昭如とか、井上ひさしとか
おとながっかりの
子供目線の話を読んできた。

でも
報復に武器を取らないでくれてよかった。
まるっと変わって
全部を受け入れ
自分たちが食べていくことだけに力を注いでくれた。

そのおかげで
今の私たちがある。

武器を取るより
経済的に成功する方が
よほど
仕返しになる。

マイクロソフト
グーグルとか
経済的に成功した偉い人たち

そういう関係の若者たちに
もっと語りかけてください。
というお願いです。