はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

72時間

NHKで「72時間」という
ドキュメント番組をやっている。
暮れだか正月だかに特集をやっていて
あ、地味な番組だけど
それなりに人気番組なんだと
好きなのは私だけじゃないんだと
納得がいった気がした。

特に印象的なのが
ガソリンスタンドでの72時間だった。
折しも土砂降りの雨だったのだが
給油に立ち寄った人たちも
土砂降りの人生を歩いている人たちだった。

離婚して子供を引き取り
トラックの運転手をしているので
養護施設に子供を預けているお父さん。

不況から電気屋をたたまざなくを得なくなり
竹トンボを作りイベントで売っているおじいちゃん。
離婚した娘と孫が帰ってきて
働かざるを得ない。

奥さんが6年前に死亡、
残った子供が不登校になり
子どもを育てるために
自営に踏み切ったお父さん

離婚して子どもを育てるおかあさん、
自分の姉が自殺したため
姉の娘二人も
引き取って3人の子供を育てる。

ドラマでも書けないような
困難な状況を
カメラの前で
ぽつぽつと語る。

この前も書いたけど
人前で語れるということは
一度自分の中に受け入れて
自分の中で消化しないと
人には語れないものだ。

人に語れる時点で
この人たちは
すでにあるところを乗り越えてきているのだ。

自分の悩みなんて
ずいぶんちっぽけだ。

ほんとに。

あしたもがんばるよ。