何とか生きる

町田樹選手の
衝撃の引退発表があった。

力がありながら
他の道を目指して
あたら能力が惜しい気もするのだが
その
道の選び方が新鮮です。

西加奈子の「通天閣」

通天閣

映画を見た時
「黄色い象」の予告をやっていて
娘が原作を読んで
おもしろいと言っていて

「黄色い象」はまだ読んでいないんですが

図書館から借りてきて
茶の間においてあったら
娘が、面白かった？
と聞くもので
同じ作者だと気づいた次第です。

通天閣そばに住む
一人暮らしのおっちゃんと

通天閣そばに住む
一人暮らしの
失恋してしまう女の子と

その二人の自分語りの暮らしが
それぞれ進んでいくのですが

その二人の人生のどこに接点があるのか
読んでいるうちにそそられますね。

うまく最後に
つながる。

最後がきれいなのは
さすが流行作家です。

愛されるのを待つより
愛せよ。

わかりました。

短い人生です。

愛しましょう。