はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

読めた

マチネの終わりに

マチネの終わりに


平野啓一郎の恋愛小説。

12月に図書館で借りたんですが
50ページほどしか読めなくて
もう一度借りました。

借りていられるのは2週間ですが
次第に日は過ぎていき
いつの間にか明日に返却日が迫った昨日までに
読んだのは80ページまで。

何ページまであるか見てみると
403ページあります。
320ページもある。

最近あまり本を読まなくなっていて
読めるかな。
一日で読めるかな。
でも今日はお昼に
地区の女性部の集まりがあるだけだったので
とにかく読もうと
朝ご飯を食べてひたすら本を読む。

寝転がって。

午前中で150ページぐらいまででしたが
午後は戻ってきて
話も佳境に入り
3時半に完読。

よかった。

久しぶりに文字をいっぱい読んで
恋愛小説ではありますが
ずっと字を読み続けていいられたことに
読むことに対する自信が戻ってきた。

美しく才能あふれる女性と
機知に富む天才ギタリストの恋愛という
ちょっと感情移入しにくい設定でしたが

引き裂かれ
それぞれの道を進んで行かざる得ず
進んで行く。

本当に終わりの398ページで
ほろっと涙が出る。
タイトルの意味もよくわかる。

諦めずに読んでよかった。