今日は親戚の葬儀でした。
昨日はお通夜だったのですが
今までと違うところがありました。
それはお通夜のあとのご飯です。
今までは
お通夜のあと、親戚と世話方が残って海苔巻きなどつまみながら
酒を飲んでお開きになり、家族と遠方の親戚はそのまま斎場に残り、
亡くなった方のそばで一夜を過ごす。
だからこそ「通夜」という名前がついていると思うのですが
きのうは読経が終わって喪主挨拶のあと焼香をして
そのあとお弁当をもらって解散でした。
うちも夫が飲むことを見越して私が運転してきたんですが
その必要はありませんでした。
私はかねがね葬式には2つの大きな役割があると思っていました。
ひとつは「家の掃除」
もうひとつは「親戚ネットワークの強化」
です。
家での葬式が減り斎場になったことから
「家の掃除」はしなくても済むようになりました。
もうひとつの「親戚ネットワークの強化」も
通夜の交流が減ることにより弱体化していくでしょうね。
コロナを契機にいろいろな風習の変化がありました。
葬儀は最も大きな変化をした風習のひとつだと思います。
楽になってよかったと思うところが80%ですが
ほんとになくなっていく寂しさが20%。
楽ちんでちょっとさびしい今日びの葬儀。