ジャニーズ事務所の性加害の記者会見について
青木理氏
「これは世界的に見ても未曽有の未成年に対する性加害事件ですよね、
その会見で…人気タレントの東山さん井ノ原さんという
日本の人達なら誰でも知ってる人達を全面に立てて、
ある種の防波堤みたいに使いながら、
経営を担ってきた藤島前社長も出ない、
それから白波瀬さんといった幹部も出ない、
ある意味タレントさんを防波堤に使ってる状況の中で、
井ノ原さんが『ルール守りましょう』と仰ってます、正論なのか?
ルール自体がおかしかったんじゃないのか?って議論もあるんですけど、
その後に会見場で『拍手』が起きてるんですよ、
そういう未曽有の性加害が起きたような記者会見は、
本当に厳しく、あるいは場合によっては失礼な質問かもしれないけどぶつけて、
そこから本音であるとか真実が見えてくるわけですよね、
そういう時に うるさい人とか場の空気を乱すような人を排除すべきだと
マスコミから拍手が起きる おぞましい光景、
僕は本当に誤解を恐れずに言えば、
この拍手が起きた情景が、
今の日本の国の『メディアの駄目さ加減を象徴してる』と思いました、
本当に『おぞましい光景』だったなって僕は思います」
おぞましいとは何がおぞましいのか。
強者に忖度する姿勢。
この国はいつの間にこんなに強い側について
それが当たり前のそんな国にいつの間になったのか。
本当に悲しい国なった。
みんなが黙っていく間に
どんどん国が落ちていく。