はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

サバイバー

ジャニーズ事務所の亡くなったジャニー氏の性加害問題が

話題になっている。

今日 たまたま ジャニーズファンでファンクラブに入っている人と

ちょっとした言い合いになってしまった。

これは私の言い分ですが

ファンクラブの人はだいたい

「性加害があったことだって本当かウソかわからない」

というスタンスだ。

なぜ今まで訴えなかったのか、

もっと裁判で戦わなかったのか、

つじつまが合わない、調子に乗って自分もといっているだけではないか。

というのが、ファンクラブの人の主な主張だと思う。

 

私は子供の暴力問題について

CAP(子供への暴力防止活動)で多少学んできたので

被害者が声を上げるのはどれだけ大変かを教わってきた。

特に性暴力、特に被害者が男子の場合

最も声が上げにくい暴力のタイプだ。

 

そして性暴力は外見上わかりにくく

だが 人の尊厳を奪う卑劣な暴力で

被害者はそれこそ声を上げにくい。

性暴力を受けたことを認め、声を上げた人たちを

「サバイバー(生存者)」と呼ぶ。

それぐらい性暴力は過酷で人を打ちのめす暴力だ。

 

今回は外圧があって

それでも勇気ある告発があって今に至る。

権力者が好き放題に暴力をふるっていたのを

裁くことになる

日本ではめったにない機会だ。

 

被害者を尊重してほしい。

やっと声を上げた人たちなのだから。