はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

人形の家

砺波演劇鑑賞会の日で

今回の演目は「人形の家」

主人公のノラが夫から毅然として別れを告げ

家を出ていく話だというのは知っていたが

そこまでどういう流れでどうなのかは全く知らなかった。

先に見た娘から「前半寝たよ」

というのは聞いていて

私よりかずっと寝ない娘が寝たということは

私が寝ても仕方ない難解さなのだと覚悟していたが

やっぱり私も前半は寝てしまって

ノラがどうしてそこまで思い詰めているのかわからなかったが

いつものように後半でちゃんとわかったし

最後の盛り上がりは

前半の眠たさを忘れさせてくれたし

終わった時は感動して

パンフレットとTシャツを買ってしまった。

砺波演劇鑑賞会の私の最大の評価は

パンフレットとTシャツの両方買いです。

 

私という人格を 人として扱わない

道具のようだったり ロボットのようだったり

下に見られるつらさは

殆どの人が味わっていることだと思う。

みんなノラのように

そういうものから 毅然と別れを告げたいが

なかなかそうできない。

だからみんなノラに憧れるのだろう。

この戯曲が1879年143年も前にかかれたのは驚きだ。

その時からどれだけ変わったのか変わっていないのか 考えさせられる。