はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

イ・ジュンソプ

きのうの砺波演劇鑑賞会の演目は

「旅立つ家族

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主役がイケメンとか
泣けるお芝居だよとか

ポツポツ情報は入っていたのですが

素晴らしいお芝居でした。

初めてパンフレットも買いました。

韓国の国民的画家 イ・ジュンソプ
の生涯を描いた作品ですが

韓国のゴッホと呼ばれるイ・ジュンソプの作品も
お芝居の中で紹介されていきますが
その絵も素晴らしいものでした。

韓国のゴッホと呼ばれているとのことですが
絵は
棟方志功のような
「生」の喜びを歌い上げるような
奔放とした力強さが感じられました。

39歳の若さで
作品の正当な評価を受けることなく
貧しさの中で
亡くなっていくイ・ジュンソプ

主役がめちゃうまい。

演出も素晴らしく

砺波演劇鑑賞会に入って3年ほどになりますが
1番の作品でした。

鑑賞会のお芝居を見る度
不思議な気持ちになります。

こんな力量のある人たちがいっぱいいるのに
テレビでは
そういう人たちは出られなくて
ふわふわした
場当たりの対応がうまい人が
大方になっていて

力のある多くの人はなかなか
演劇だけでは食べていけない。

お芝居は
本で演出で主役の力量。

まざまざと見せつけられた作品でした。