昨日の石碑の説明会
石碑はその地域の歴史がギュッと詰まっていて
その地域を知るのにとても分かりやすい教材だと
教えてもらいました。
この写真の石碑には「農魂」と書かれている。
昭和40年代に農地の区画整理が行われ
それを記念して作られた石碑。
しっかりした筆跡で当時の政治家の教養の水準をうかがわせる。
説明をしてくださっている徳田さんは
この字を書いてもらったお礼に安倍大臣にお礼に行く一行に加わったという。
安倍大臣にお礼に持って行ったのは
竹筆。
すべてが竹でできている筆で
切り取った竹の一方を細かく裂いて
本当に筆のようになるのだ。
書道家でもある徳田さんが竹筆を実際に持ってきてくださって
本当に筆のようだと感心したのだ。
そして
今日
お茶クラブのお手伝いで
小学校へ。
先生が持っていらした軸は
水芭蕉の絵で
大宮のに住んでいらした大道さんで
竹筆の作り手だったと言われ
その偶然に驚いたのであります。
自分の暮らす地域の歴史を知ることは
ちょっと自分の人生の掘りを深くしてくれるようで
お得だと思います。