はれあたまダイアリー

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保険のありがたさ

戦争していた国のおらが里―記憶の絵文集

戦争していた国のおらが里―記憶の絵文集

万華鏡の取材で
この本の作者の酒井キミ子さんにお目にかかってきた。

この本は
キミ子さんが六十を過ぎて
お孫さんの授業で
昔を知るための絵を描いたことから
数百枚の絵を描き溜められ

あるところから
地方出版社の社長の目に留まるところとなり
2012年に出版された。

地方の出版社ながら
4000円という高価格にもかかわらず
4000部売れるという
異例のヒット本となった。

昔の農家作業や暮らしぶりを
1枚1枚丁寧に描き続けられており
見飽きない。

すでに出版は止まっていて
アマゾンで見ると
古本が
6000円と1.5倍になっている。

未だに人気の高い本なのだ。

この中で
百姓が大変なのは

「病気」

だとある。

普段は
食べるものがあるので
そう困らないが
一度病気になると

医者代
薬代

がべらぼうで
働き手もなくなり

いっぺんに困窮に追い込まれたという。

今は
昨日の事故もそうだけど
保険があるおかげで

何かあっても
大崩れすることなく
昔に比べて
立ち直りやすい。

3割負担で
病気を見てもらえるというのは
本当にありがたいことです。

いい時代に生まれました。