ギャンブル依存国家・日本 パチンコからはじまる精神疾患 (光文社新書)
- 作者: 帚木蓬生
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/12/11
- メディア: 新書
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この本を書いたのは精神科医の先生です。
ギャンブル依存は病気。
ギャンブルはパチンコスロットも含みます。
脳が変わってしまうとのこと。
約束や反省だけで抜け出せない。
悪化するとパチンコするための金欲しさに
消費者金融はもちろん
会社の金の使いこみ
横領
ひいては人を殺すことさえ
何とも思わなくなってしまうという
恐ろしい病気です。
症例がいっぱい書かれていますが
50代60代になっても発症する例もあります。
平均使い込み額は1000万を超えます。
セブンイレブンと同じ数ほどのパチンコ店が日本にはあり
そういう国は日本だけだと
言われないと知りませんでした。
パチンコ業界が警察業界と深く結びつき
警察OBの定年後の再就職先になっていること
など
政府と賭け事世界との関係も
事細かに書かれています。
ちきりんが紹介していて読みましたが
これは
多くの人に読んでほしい本です。
私も一冊持っていますので希望があればお貸しします。