はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

イケメンを見たかっただけなのに

高橋一生
の舞台を

娘が見つけてきて
ついでに見ることになりました。

このようなチラシ

主役の高橋一生瀬戸康史
化粧をして女装に近い装い。
美しいイケメン二人のボーイズラブ系の
お話かと想像していました。
ところがどっこい。

始まる前にパンフレットを見ていると
監督の白井晃
2005年にこの脚本をはじめて見たが
余りに過激すぎて日本での上映は難しいと思っていたのを
今ならできるかもと
上演された作品なのでした。

設定は今のイラクやシリアの中の
ある町のようでした。
最初から最後まで
怒声が続き
命を普通に大切と思える環境になく
弄ばれる場面が続き
舞台を正視できなくて
下を向いたことが何度も続く
舞台だと思っていませんでした。

チラシの写真と
舞台がまったくイメージが違っていて
うそつき!
と思いながら見ていました。

客層は若いお姉ちゃんが多く
私や娘と同じくみんな
うそつき!
と思いながら舞台を見ていた
と想像されます。

ただし
最後には感動するんですね。

脚本はフィリップ・リドリーという人で
大量核兵器を口実にイラクに攻め入り
罪なき人々を傷つけた理不尽さを
書きたいと作られた作品とのことで
その通りの
悲しくて切ない作品でした。

イケメン役者たちが
鍛えられていました。

あの作品を一か月近く
上映するなんて
舞台に立つその精神力を尊敬しますね。