戦後からの塾を経営してきた夫婦の話ですが
3回目は私が小学校に入ったぐらいの時代背景から始まり
自分に重ね合わせて見ていました。
「みかづき」は
学校教育が「太陽」だとすれば
それを補うための補修的な学習を目指そうと
学校に対しての塾の役割を「みかづき」として
タイトルがそうなっていていいタイトルだと思いました。
夫(高橋一生)は教えるのがうまく子供たちに人気があり
あくまでも補修的にできない子供たちを救うための塾であることを願っている。
妻(永作博美)は夫をスカウトし、経営感覚がしっかりしていて
塾を拡大してきた。
時代は高度経済成長期に入り
塾は補習的より、進学のための学習が求められるようになる。
経営の安定を目指す妻、
好きな道を進もうとする夫、
2人の間には亀裂が生じます。
儲からなくても自分の道を進もうとする高橋一生はかっこいいと思いますが
いろんな事考えて
私は経営の安定を図ろうとする永作博美に共感します。
で、妻の母親、仕事をしっかり手伝ってくれているおばあちゃん(風吹じゅん)
の誕生日に
夫婦の食い違いが決定的になり夫が出ていきます。
誕生日ケーキを前に言い争う夫婦。
3人の娘が止めに入りぐちゃぐちゃになる。
ここで末娘役の小学校低学年あたりのお嬢ちゃんが
泣きだすのですが
ホントにリアルです。
最近の子供役はみんなうまいね。
昔
50年前ぐらい
うちでも
ばあちゃんと母や
お父ちゃんと母や
言い争ったことを思い出した。
ドラマおもしろいですよ。
土曜9時からNHKで。
良かったらご覧くださいね。