東京で泊まったホテルは
土曜日で混み合っていた。
安い宿ながら
温泉がついていて
夜遅くに入りに行ったが
小学生もまだ入っていて
混み合っていた。
一緒にサウナに入った
私と同じぐらいの二人のおばさんが
話しだして中国の方だとわかった。
サウナから出て
小学生の隣の洗い場に座って
隣の話が聞こえてきたのだが
中国の小学生だとわかった。
今は日本に家族で遊びに来る時代になってるんですね。
露天風呂に行ったら
入っていたきれいなお姉ちゃん二人も
中国語だったのだった。
娘は韓国語も聞いたと言っていた。
お風呂の中では
はっきりと日本人と確認できた人は
１人もいなかったことになる。
地下鉄の中でも
中国語で話す女の子たちを見た。
よく見ると
やっぱりちょっと
国内ガールとは違った風情で
緊張した様子が
かわいらしいのだった。
通りがかる
電器屋さんの正面には
炊飯器がずらっと並んでいたりして
私らなんかより
中国のお客さんの方を
よほどウェルカムしておいでるのだった。
春節とは関係ないが
泊まったホテルに
「夜泣き蕎麦無料サービス」
とロビーに書いてあるのを
娘が目ざとに見つけ
これはぜひ食べなくてはと
サービス時間の１１時まで帰ろうと
地下鉄を乗り継ぎ乗継ぎ
帰ってきたのですが
もうぎりぎりで
夜泣き蕎麦のために
お前が悪いお前が悪いと
喧嘩しそうになりましたが
１０時５８分にホテルに着いて
無事に無料夜泣き蕎麦（醤油ラーメン）をいただき
しかもとてもおいしくて
ケンカせずに済んだのでした。
