はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

観光業は人を幸せにするのか

今日は城端観光協会の総会の続きみたいな

会合があって

城端時報の関係で行ってきました。

さくらクーリエに。初めて。

へえー、こんなんなってんだ、と、施設を見回しながら

観光協会の総会の報告会は

会長の河合常晴さんの説明がとても丁寧で

会の内容がわかりやすい良い総会の報告会でした。

 

で、講演として

京都観光協会の事務局長の方のお話がありました。

すっごいちゃんとした資料が準備されていて

城端の100倍はあるような京都の観光予算やその内容について

お話しくださいました。

京都はお客さんの数も使われる金額も

数年前にすでに飛躍的に伸びていて

インバウンド

外国からのお客様も多い町で

その対策も様々に練られていてさすが

日本一の観光地だと感心しました。

 

ですが

ひとつひっかかったのは

観光業者の7割が非正規労働者だということでした。

 

7割ですよ。

約2/3が非正規労働者

働く人の生活は、未来は確保されていると言えるのでしょうか。

お話が終わってから

この7割についてお尋ねしたところ

 

それぞれの個人のお店のことなので

なかなかタッチしにくいとのことでした。

 

この非正規労働者の数を減らそうとか

そういうことは考えられておらず

 

そしてこの「7割」という数字は

ずっと変わらないとのことでした。

 

観光客が増え

市の収入が増えたとしても

働く人の立場が不安定なままだとしたら

それでいいのかと

ちょっと思ってしまいます。

 

京都ですらこれなのです。

いわんや地方をやです。

 

観光業というのは利の薄い仕事で

お客様の喜ぶ顔だけが報酬だなんて

そんなことのないようにしたいけど

観光業ってむずかしいなと

やっぱり思いますね。