はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

人生は、出遭い

会社のHさんが
本を貸してくださった。

西明地区のお寺の住職で
今は柔道整復師としても
活動していらっしゃる
Sさんがお書きになった
自叙伝だ。

Sさんのお父さんとお母さんは
両方が学校の先生という
昔からのインテリ名家で

Sさんのお母様のS先生は
私が小学校1,2年の時に隣のクラスの先生だったのだが
新しいことを取り入れようとされている雰囲気がハイカラで
さっそうとした楽しそうなクラスを作っていらした。

だから
つまり
わたしにとっては
S家というのは
バッチバチの名家で
そこの息子さんも
寺に帰っていらっしゃるまでは
エリート中のエリートとしての人生を送られ
そういう人生に疲れて
地元に帰っていらしたのかも

というようなストーリーを作っていたのだが

意外に汗をかいた人生を歩んでいらして
少し驚いたのだった。

勤めを辞め
道を求め
いろいろな仕事についていらしたのは
意外だった。

権次郎映画に住職役で出演されたときの
細かな心配を
丁寧に書いてあって
おもしろかった。

こういう小さな心配をていねいに書けるのは
やはり
書き慣れていらっしゃる。

非売品ですが
地元の方が
もっていらっしゃったりするし
ご縁がありましたら。

読後感がさわやかでした。