はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

祖父の最期

昼間の法事で
栓を抜いたが
ビンに余っていたビールが

1本と少し。

今日の夕飯に飲んだら
深い眠気に襲われ

9時過ぎからさっきまで寝てました。

ブログのために
何とか起きて
一日のけりをつけようとしています。

終わってみれば
普通に過ぎていった法事です。

始まる前は何であんなに緊張してたんだろう

と思いますが
終わってしまえば
何ということはないですね。

父の弟の叔父が
にぎやかな人なので座を持たせてくれて助かります。

祖父の50回忌なので
祖父の話が出ました。

祖父は理性的で
いつも落ち着いた判断をする人で家族の尊敬を
集めていた人ですが
今回はそういう話でなくて

もうすぐなくなるという時に
最後ということで
病院から家に帰ってきたんですが
一晩を過ごして
具合も悪くなり
病院へ戻ろうという時
祖父が「戻りたくない」と言ったところ
父が叱って「戻らないとだめだ」といい
病院に戻っていったことを
叔父が覚えていて
語っていました。

わがままを言う人でないのに
最後に「家にいたい」といったのは
よほどのことだったでしょうけど

昔は病人の医師をそこまで尊重するという
雰囲気ではありませんでした。

あのころは
本人に告知することもなく

じいちゃんが大好きだった
小学校5年生の私は
途中から
治らないんじゃないかと
不安になって
父に「おじいちゃんは治る?」
と何回も聞きましたが
そのたびに
「絶対治る」
と答えていました。

今思えば
祖父の最期は悲しい最期でした。

悲しい最期にならないようにしていきたいけど
やっぱり最期は
どうしたって悲しいのかなあ。