はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

居残り佐平次

今日は
金沢であった

立川談春独演会に行ってきました。

地方である
落語会と言うと
前座の人が何人かおられて
トリだけを看板の人がやられた

ということもよくありましたが

今日の落語会は
本物の独演会で

幕が上がった最初から最後まで
談春でした。

軽妙な枕や小噺の後

居残り佐平次 の演目でした。

だいたい1時間半ぐらいだったでしょうか。

途中で休憩はありましたが
長い噺でした。

テレビで見る落語では
こんなに長い演目はありません。

生で落語を聞く幸せを感じました。

寝なかったし
飽きなかったし
がっつりおもしろかった。

さすが
立川一門の中心メンバーで
すぐにチケットがなくなると言われている談春です。

小学生のお客さんが前方の席にいて目についたようで

居残り佐平次の説明に

今からの話に出てくる男の人はね
今テレビに出てる籠池さんみたいな人だよ

と説明していらっしゃいました。

話の途中で

「野暮」の説明を

「とにかくどうでもいいから他がどうあろうと僕をしあわせにしてほしい」

と説明していらっしゃいました。

サゲも
本来のものと
談志さんのものと
比べて話してくださったり

サービス精神旺盛で

ひとことでいうと

全体に品がありました。

また行きたい。

裏を返したい。