今日は夫と二人で
立川談春の落語を聞きに行ってきた。
金沢の音楽堂でありましたが
いつもながら満席。
独演会はほんとに最初から最後まで
ずっと談春さんで
中身が濃いです。
演目もさることながら
枕が長くて大サービス。
サッカーで予選全部負ける方に10万円かけようとしてた
とか
これで日本サッカーは外国人監督の引き受け手が亡くなったとか
今ネタもありましたが
落語界の色々を話してくれるのが
いちばんおいしいですね。
死に方
のことを話してました。
談志はあんなに落語に人生をささげたのに
最期半年は声が出ない状態だったということの残念さ
とか
志ん朝があっという間に逝ってしまったこと
円楽さんの亡くなり方とか
今 歌丸さんがいろんなこと教えてくれてる
とか。
演目は
「九州ひき戻し」
と
「棒鱈」
九州ひき戻しはあまりやる人がいない演目のようでした。
談志に勧められて覚えたネタとか。
棒鱈は
笑い転げました。
「棒鱈」って無粋な野暮天のことを言うらしい。
これは小さん師匠のうまいネタで
これは勝てないと思うものは
談志は手を出さなかった、客の前でやらなかったそうです。
一日12時間毎日練習したって
志ん朝にはなれない。
それがわかるのがプロだと言ってました。