焼肉ドラゴンを見てきました。
この間は談春の落語を聞いて
しばらく思い出し笑いしていましたが
「焼肉ドラゴン」は
今思い出しても泣きそうになる映画です。
新国立劇場で上演され
演劇賞を総なめにしたお芝居の
映画化です。
昭和４０年代の在日韓国家族の悲喜こもごも。
しょっぱなの井上真央の
今まで見たことのない演技に
度肝を抜かれますが
いい脚本なので
どの役者さんもいい演技が引き出されています。
どの人も魅力的ですが、
特にお父さん役のキム・サンホ、お母さん役のイ・ジョンウンの演技がすばらしくて。
終盤にあるお父さんの長台詞のシーンは
ほんとうに心に響きます。
在日の話ですが、昭和３０年代、４０年代の貧しかった
この辺りの暮らしとも重なるところがありました。
予定表見ると今週木曜日で終わっちゃうのかなあ。
むずかしいかもしれませんが、
時間があればとにかく、ぜひ、ご覧ください。
