はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

仮り巣

午前中に
事務所でたまった仕事を片付けていたら

階下でバサッという音がした。

誰もいないはずだし

その前に聞いていた
事務所の周りを飛んでいる
ツバメのちょっと危険を知らせるような
泣き方を聞いていたので
いやな気持がした。

昨年
ツバメの巣に
蛇が入った時に
こんな鳴き方をしていたのだ。

下に降りてみると
案の定
ツバメの巣が落とされていた。

蛇はいなさそうで
しばらく落ちた巣と
ピーピー震えるひなを見ていたら
落とした巣のひなを食べに
カラスがやってきて
やっぱりカラスの仕業だと分かった。

カラスを追い返したものの
下に落ちてしまった巣をどうしていいかわからない。

親鳥は巣のあったところを飛び回っているが
下には気づかない。

と思っていたが

そのうちに
落ちた巣のひなのあたりを
うろうろ
するようになった。

ひなは生きているのもいて
親鳥のささやきにぴいぴい鳴いて答えている。

ダメ元で
巣の大きさぐらいのざるをもってきて
布を敷き
壊れた巣の泥を入れて
残った3匹のひなを入れる。

うちの人にそのざるを
巣のあったところに
くぎを打ってもらって
ひっかけてもらった。

親鳥が戻ってくるか心配だったが
戻ってきて
今のところ
またえさをやりだして
原状復帰した。

どこまで持ちこたえられるかわからないし
またカラスが来るかもしれないし

でも今のところ
ひな3匹は元気。