はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

やさしくなりたい

悪医

悪医

健康診断を来週月曜日に控え
びくびくしている。
たかが1か月足らず
お酒を控えたって
それまでの実績があるから
びくびくしているのだ。

そして
この本を読んで
ますますびくびくしている。

どうしてこの本を読むことになったのか
よくわからない。
メルマガやいろんな記事を読んで
南砺市図書館でその本があるかを見て
ないと同じ作者の他の本を探して借りているので

確か
作者から
この本に行きついたと思ったが
どこからこの作者に行きついたのか
その経路がもうわからなくなっている。

でも
患者と医師の
両側の気持ちが丹念に書かれていて
おもしろい一冊でした。


ホスピスの患者さんは、みんな悩みを抱えています。自分の人生がこれでよかったのか、自分は何のために生まれてきたのか、なぜ自分は死ななければならないのか。多くの人が心を乱します。でも、はじめから何も感じない人もいます」
「何も感じない?」
「私もはじめは不思議に思いました。でも、人生の意味など考えるひまもないほど、懸命に生きている人もいるんです。いろいろハンディキャップがあったり、ほかの病気があったりもしますから」
 たしかにもっと若くて難病に苦しむ人もいるだろう。生まれつきの病気や、障害のある人もいる。理不尽な別れを強いられる人、不条理に悲劇に突き落とされる人もいるにちがいない。
「逆に、意味を求めすぎて苦しむ人もいます。わたしもそうでしたが、ここで患者さんを見ていると、ふと思うんです。人生の意味ってなんだろうって。自分で勝手に決めているだけじゃないでしょうか」
「何?」
「あ、気に障ったら許してください。私が言いたいのは、人生の意味なんか考えなくても、立派な人はたくさんいるし、ふつうの人も立派だし、そもそも意味のない人生なんてないということです」

本の中の主人公と一緒になって
結構苦しい思いをして
読んでいくんですが
300ページのうちの272ページに
この文章があって
とても楽になりました。


本を読んで
今日は
夕方
お母ちゃんと
お風呂に行ってきました。

できるうちに
喜んでもらえることは
やっておこう的な
気持ちになって。

やっぱ
できたら優しくなりたい。

もっともっと。

今からできること
やりたいことって
やっぱりその辺だよ。

それが難しいんだけどね。