はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

嫉妬の本

スペードの3

スペードの3

フェイスブックを開けると
いろんな人のいろんな情報が並ぶ。

えー、こんながんばってるんだ
えー、こんないいことしてるんだ
えー、こんな幸せそうなんだ

いわゆる
リア充記事は

自分がいかに狭量な人間か

自分がいかにいじわるな人間かを

感じる時でもあります。

でもそれは
私だけじゃないと
教えてくれるのが
林真理子であり
朝井リョウなのです。

この本は
舞台を
元宝塚スターのファンクラブという
妬みが渦巻きやすい場所に持ってくるところが
うまいですね。

私は昔宝塚のスターさんのファンクラブに
しばらくですが入ったことがありますが
お金も続かず入り待ち出待ちに混じれたことは
ありませんでした。
ですが横目で見ていましたので
この本に書かれている
ファンクラブの出待ち風景は目に浮かぶように
目の前のドラマのように再現できるので
とてもおもしろく懐かしく
読ませてもらいました。

生きること=嫉妬すること

です。

元気に嫉妬して
生きていきましょう。

よろしくお願いします。この言葉は、決して、下の立場から何かを懇願するようなニュアンスではない。もうすでに決まったことを、決まったようにやらせるための強制の言葉だ。