- 作者: 立川談慶
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2013/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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の中にありました
立川談志の言葉を
紹介してみましょう。
これは前座時代の立川談慶さんが言われた
言葉ですので
そのつもりでお読みください。
俺を快適にしろ。ただそれだけだ。簡単だろ?
不合理、矛盾に耐えること。それが修業。
いいか、こんなこと言うと手綱が緩む可能性もあるけれど、俺を師匠として選んだお前のセンスはいい。間違っていない。俺も生涯の師匠として選ばれた気分は悪くない。
ただ、俺はお前に弟子になってくれと頼んだわけじゃない。個々の軋轢は個々で解決していけ。空間を埋めるんだ。
個性とは「周囲に忍耐を要求する立ち居振舞の総称」
不快感の解消を他人の手を借りてやるのが文明。自分の力で何とかするのが文化
俺は、買ってこいとは言ってない。もらって来いと言ったんだ!
いいか、今のお前の行為は、金で解決しようとした行為だ。俺はここでは、銘柄は言ってない。どんなタバコでも構わない。もらって来いと言ったんだ。相手は店の人でも、通りすがりの人でも、ホームレスだってなんだっていい。
落語家を志してるんなら、相手からタバコを一本もらうというそんなコミュニケーションはたやすく取れるだろ?オーストラリアに行って来いと言ってるわけじゃねえんだ。
お前が俺の弟子だと向こうに知られたら、事によると面白いつながりができるかもしれない。お前の客になるかもしれない。そこで発生した余禄はお前に帰属するんだ。お前が金を払ったことで、それらすべての可能性が亡くなったんだ。
個性は迷惑だ
カレーは500円まで
「売るやつが利口で買うやつがバカ」は経済の根本
談志さんの言葉は
書き写していても
気持ちがいいです。
理詰めで
自分中心の合理性が貫かれています。
生で
いちど
落語を聞きたかったものです。