はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

色を無くすということ

先の日曜日の
NHKスペシャ
カラーでよみがえる東京
〜不死鳥都市の100年

はとても面白かった。
昔のフィルムに色を付けて再現されるのだが
実に生き生きとよみがえっていた。

女性の着物や洋服
ネオン

戦前は実は
こんなに色があったのだと
こんなに粋だったのだと

びっくりしましたよ。

繁栄を
関東大震災で失い

再び不死鳥のように蘇った
大都市が
戦争の色に染まっていく様は
色が付くと
より
はっきりと感じられます。

戦争になるということは
色を失っていくということなんですね。

モノトーンの学徒出陣

それから
20年後に同じ場所で開催された

東京オリンピック

その対比を表した杉本苑子さんの言葉が
沁みましたね。

今度再放送を録画して
またここに書けたらと思います。

愛する人が戦争に駆り出される心配を
今はしなくてもいい
砲撃を受けるのではないかと言う心配を
今はしなくていい

こういう時が続くことを
祈るばかりです。