先日 しばらくぶりに顔を見た方があって
「お元気でした？」と軽く声をかけたら
「いや、たいへんでした」
という答えが返ってきて
11月の会社の健診で乳がんが見つかり
12月に切除手術
入院中の1月にコロナに罹ったという
重ね重ねの大変なことがあったと聞いた。
乳がんは健診で見つかったわけで自覚症状が全くなかったという。
病院からは全摘出を勧められ
迷いがあったが
他の病院に相談しているうちに手遅れになったりするのも嫌だし
抗がん剤治療は避けたかったから
薦められる通り全摘出に踏み切ったが
手術のあとから他の体験者の話を聞くと
同じような状況でも全摘出までしなかったという話もあり
踏ん切りがつかない思いも感じられた。
確かに簡単に「セカンドオピニオンを聞きましょう」とか
あさイチとかで言ってるけど
実際に「他の病院にも診てもらって決めます」とか
病院に言うのはハードル高いだろうなあ。
自覚症状なしでいきなり全摘出を突き付けられたショックは
大変なものだったろう。
私だったらどうするだろうか。
多分全摘出はためらって
他の病院に行ってみる気がする。
これからの私にいつ起こっても不思議じゃないことなんだけど
突き詰めて考えたくない。
そうなってからしか動けない。
がんというのはやはり大変な病気で
乗り越えて生きる方々を尊敬する。
