はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

最悪の愚かな決断

12/25新聞赤旗日曜版の

作家中村文則氏の文章。

私は今日はSASUKEをみて浮かれてましたが

サッカーやSASUKEに浮かれている場合じゃないんです。

このままではアメリカによる軍事産業のための巻き添えに

ウクライナのようになってしまう恐れがある。

安倍以来、自民党アメリカのパシリになって

日本国民を売り続けています。

今の日本政府はアメリカと韓国カルトのためにあり

国民など忘れ去られています。

このままでは私たちの子供世代が

いちばんの被害者になって戦争に巻き込まれていく可能性があります。

本当に恐ろしいです。

中村文則氏の以下の文章を読んでいただければ幸いです。

岸田政権による「国家安全保障戦略」の改定で一番の問題点は、

「敵基地攻撃能力」の保有を明記したことです。

これは、国の滅亡につながるような閣議決定です。

そもそも日本は政治面でも軍事面でもアメリカいいなりです。

敵基地攻撃がなされるとしたら、水面下のアメリカの命令で行われることになります。

相手が攻撃に「着手」した時点で攻撃するのは先制攻撃です。

何をもって相手国からの攻撃の「着手」とするかは

日本に知る能力がないのでアメリカの情報による。

そのアメリカは「大量破壊兵器がある」という理由で

強引にイラク戦争を開始しました。

実際には大量破壊兵器がなかったのに。

このままでは、アメリカの対中政策の軍事的なコマとして使われることになります。

現実の戦争は、相手に先制攻撃をさせることも戦略のうちです。

先制攻撃への反撃なら国際世論を味方にできるし自国民も団結する。

「敵基地攻撃」は、相手に全面戦争への口実を与えるだけです。

相手は反撃のため、核兵器の使用でも何でもすることが出来てしまいます。

 日本はこれまで、アメリカの軍事行動には憲法や世論を盾に

直接は参加してきませんでした。

今回の岸田政権の「決断」はアメリカの戦争に参加する道を開く亡国の決断です。

歴代政権の決断の中でも、国の滅亡に直結するトップクラスの愚かな決断です。

 相手が攻撃に着手した時点でこちらから攻撃できるとした

敵基地攻撃能力の問題点を、はっきり報道していないメディアもある。

問題点をぼやかすことで、政権を援護しているのでしょう。

 日本は本当に危険な局面に入ってしまいました。アメリカの戦争に

巻き込まれないための巧みな外交が必要ですが、今の政権では無理です。

 今回の「安保3文書」が閣議決定されて終わりではなく、本当にこれでいいのか、

日本アがアメリカの戦争に巻き込まれていいのかと、問題にし続けることが必要です。