はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

しゃべって笑う

母が車の運転をなるべくしないことにした。

近所の田んぼへ行くときだけはするが

その他はこわいので

自分で運転しないことにしたようだ。

そうなると

人に送り迎えを頼まないといけなくなり

そのことでくよくよしている。

頼むのが気がねなのだ。

娘の私は自営業で会社からの出入りは

自由にできるので

別にいいよと言っているのに

なんだかぐずぐず言っている。

 

そのぐずぐずがめんどくさい。

あーめんどくさい。

 

でも年を取るということはそういうことなんだよね。

ひとつひとつ自分のできることがなくなっていく。

それと向き合うのが怖いのだ。

 

母を見ていると

私の未来だと思えるので

私にとっても恐ろしいことなのだ。

 

自分の足の都合の悪いこともあって

気分はうつうつとしがち。

 

でも昨日はいいことがあった。

松葉杖が取れたので

お茶のお稽古を10月から再開しようと思っていたのに

うっかり昼に行くのを忘れていた。

 

夜のお稽古に最近行っていないのだが

自分の都合で夜の9時過ぎにお稽古に行った。

そしたら

みなさんお稽古が終わっていたのに

私が行くのを待っていてくださった。

 

「吸月」と銘のついた思い出のある茶碗で一服をいただき

そのあと紅茶もいただき

先生とお仲間とで楽しく語らった。

すごいたくさん笑って

ココロが少し軽くなった。

 

そうだった。

今までも話して笑ってごまかしながら乗り切ってきたのだ。

 

小さないいことがありがたい。