はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

御真影

天皇夫婦の写真を飾るのが

流行っているらしい。

 

天皇夫婦と言っても

今の徳仁天皇 今は上皇明仁天皇でなく

昭和天皇の写真を「御真影」といって

その写真を飾ることが流行っているらしいのだ。

 

南砺市でもそういう地区があって

新聞に大きく載っていた。

 

私は

まず新聞に載っていることに驚いた。

この記事を書いた人は

何の疑問も持たなかったのだろうか。

 

昭和天皇となると

第二次大戦前の大日本帝国への懐古がプンプン匂う。

こういうことにもし税金が使われているのはいいのだろうか。

 

地区の人はみんなこれを良しとしているのだろうか。

 

このことに税金が使われているのは

国の政教分離の政策に反するのではないかと

ある方に聞いてみたところ

 

例えば

善徳寺などの文化遺産に市が補助を出すこともある

この写真を「文化遺産」とみなしたのではないか

という話だったが

 

昭和天皇の写真が文化遺産というのは

私は無理があると思う。

 

この地区では

教育勅語の印刷物も配られたという。

 

教育勅語はいいことがいっぱい書いてあるが

最後に人民は天皇の子であることが書かれていて

今の憲法の理念とは

一致しません。

その辺の説明は配られた用紙に書いてあったのだろうか。

口頭で説明があったのだろうか。

 

こんなことを

ただ懐かしいからといって

公の場所でやることに

疑問を感じます。