散歩の途中に通る道路沿いの家に
最初の頃は
よく吠える犬がいました。
今は慣れっこになって
夏の暑さでぐだっと寝ているその犬は
私がゴールデンボンバーの曲を鳴らしながら
通っても
全く動きません。
日常の風景として
私の散歩を
受け入れているようです。
そうやって
犬はほとんど
一日一度の散歩を除いて
鎖につながれているようです。
経済動物ほど
悲惨ではないけれど
ずっとつながれている暮らしって
どんなものなんでしょう。
せめて一日の半分ぐらいは
鎖のない時間があったらいいのに。
犬の横を通るたび
ごめんね
と心の中で声を掛けながら
今日も歩いてきました。