今日の婦翔会の講演は
元千葉県知事の堂本暁子さん。
ＴＢＳの記者として
社会問題に目を向け
請われて政治家に転身、
国会議員から千葉県知事へ。
７７歳まで現役。
現在８２歳。
とにかく年齢を感じない。
中央の人が富山に来て講演をすると
何がおいしいとか立山がきれいとか
少し触って本題に入っていくのが
よくあるパターンだが
堂本さんは数日前に送られた婦翔会の記念誌３冊を読み込み
自分の政治活動と絡めて
お話しなさっていた。
私たちの会のいいところを
十分に褒めてくださった。
すごい仕事量。
知事を辞められた後も
東北大震災の被害者のための活動に
奔走される。
役職があるなしに関係なく
生き方が政治家。
かっこいいことこの上なし。
旅行がご趣味で
退職後世界を旅する。
８０歳で北極に行こうと
旅行を申し込む。
旅行会社に
「８０歳でもいいですか？」
と聞いたところ
何を言ってるんですかと
怪訝な顔をされたという。
「この間９０歳の盲目の女性が申し込みましたよ」
何をあなたは気にしているんですか？
と言われたという。
この時堂本先生は
自分が自分を年齢差別していることに気付いたと
おっしゃっておられた。
日本は年齢差別ネタが
多すぎて
知らず知らずのうちに
浸み込んでいるのかもしれないですね。
自分でバリアーを作らないようにと
いい話を聞けました。
