はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

僕の死に方 エンディングダイアリー500日

僕の死に方 エンディングダイアリー500日

流通ジャーナリスト 金子哲雄さんの
亡くなる前につづられた手記。

亡くなる一か月余り前の
8月22日、
肺炎から一時危篤となられます。

この本は
危篤から生還した後に作られることが決まり
厳しい体の状態から書かれた本だと知りましたが
読んでいるとそんなことがわからないくらい
しっかりした文章です。

この本を読むきっかけは
奥様の金子雅子さんが
富山で講演されることになり
そのチラシが目に止まったからであります。

夫が若くして亡くなって
奥様が講演をなさるというスタイルは
逸見正孝さんを思い出すのですが

チラシを見ると
より知的な感じがして
金子さんの本に興味がわいたのでした。

明日をも知れぬ命の中で
自分の来し方を振り返り
葬式、墓、相続について
流通ジャーナリストらしく
冷静に対処したというのは
稀有の人と言っていいでしょう。

今日
マッサンの最終回がありましたが
夫婦の絆の強さでは
マッサンに劣らないものを感じました。

夫婦ってさあ
むずかしいよ。
この絆を結べるのはすばらしい。