はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

傷つく前に傷つくな

4月に富山市の内山邸で
お茶席を持たせていただくことになった。

今すらっと書いてしまったが
茶席を持つというのは

茶席のコーディネーターかつ
責任者で
席毎に
正客からのお尋ねがあれば
これはこうこうこういう道具で
こういう趣向です
ということを
嫌味なく
ひけらかすことなく

しかも
お客様に
あらこれなら来てよかったわ
と思っていただきたい
ぐらいにはしてみたい

ああ。

途方もない企みであります。

わたくしの先生は
私、ひそかに
「茶道籔内流の北島マヤ
と思うぐらいの
茶道に関する天才で
先生のお席は
口で説明しがたいほど
ステキなのであります。

本来私の名前が出るべきではありませんが
姉弟子たちが
極端に人前に出るのを嫌い、
多少平気そうな
私にお鉢が回ってきたということでしょうか。

それにしても
いったん引き受けながら
何度「やっぱりできません」
と言うべきか
と思いながらも
言わないところが私であります。

小林正観さんが
頼まれごとは
お金、誰でもできること以外は
引き受けたほうが面白い
と書いていらしたこととか

いばや通信のいばやさんが
「傷つく前に傷つくな」と教えてくださったことも
影響しています。

人から言われる前に
自分で駄目と
決めるのはやめてみよう。

私の名前が出ますが
茶会は弟子総力で当たります。

いい経験です。