「新聞記者」が日本アカデミー賞の
作品賞、主演男優賞、主演女優賞の
3冠を取った。
この映画は東京新聞の望月 衣塑子記者がモデルになっている
現政権への批判映画と言っていい。
韓国映画「パラサイト」が選ばれた影響もあると思う。
いい流れだ。
審査員に拍手を送りたい。
アカデミー賞受賞でこの映画が
どこかの映画館にかかるかもしれない。
ぜひご覧いただきたい。
本当のことを言って
私はこの映画をそんなにおもしろいと思ったわけではないが
とにかく
このことを取り上げたという
プロデューサーの心意気は買わねばならない。
たとえば
官邸がどのように世論工作をしているのか
この映画を見るとよくわかる。
日本の女優は引き受け手がなかったという役を
韓国のシムウギョンさんという国民的な実力俳優が引き受けてくれたことで
映画のグレードがずっと上がった。
私生活はクズだという
松坂桃李のどうして私生活がくずでこんな演技だできるんだという、
最後の死んだ目はこの作品を印象付けていると思いました。
とにかくこの作品を選んでくれた審査員の皆さんにアカデミー賞を!