はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

刀と腕時計

12月に
ブログのご縁から
富山市愛宕公民館で開かれた
刀剣鑑賞会
に行ってきた。

何もわからないままに
ドキドキしながら参加したのだが
日本刀の鑑賞の仕方を
ていねいに教えていただいた。

時代によって
刃の形、柄の形が違ったりするとのことで
鎌倉時代から江戸時代までの
話を伺えたのもおもしろかった。

日本刀は
武器というよりステイタスだということ。

戦では働きぶりの検証のために
医師が戦場に随行していて
死因を調べた記録があるらしいのだが

死因の9割は飛び道具、
鉄砲、弓矢によるもので
日本刀は1割ぐらいなのだという。

むしろ大名はこれくらいの刀を持ってないと
この地位ならこれくらい
みたいなステイタスシンボルとして
持たれるものだったらしい。

だから
鑑賞会で見ていても
あまり人を切る道具という感じはせず
それより
美しさが先に来るのだった。

最近のステイタスと言えば
時計。

芸能人の普段着比べなどに
男性の場合
たいてい高価な腕時計が出てくる。

携帯電話はあるし
部屋に時計はあるし
あんな重たそうな時計が
必要とは思えないのだが
それに何百万もというのは
分からない世界だ。

でも日本刀と同じで
ただ
持ちたいのだろうね。

いつの時代になっても
そう大変わりしないのだ。

男も。
多分女も。