防災研究の第一人者で、
石川県の災害危機管理アドバイザーも務めてきた神戸大名誉教授の室崎益輝さん(79)
が6~7日に現地に入って
初動対応の遅れがとても気になりました。
これまでの多くの大震災では、発災から2、3日後までに自衛隊が温かい食事やお風呂を被災された方々に提供してきました。
でも今回は遅れた。緊急消防援助隊の投入も小出しで、救命ニーズに追いついていない。本来は「想定外」を念頭に、迅速に自衛隊、警察、消防を大量に派遣するべきでした。
被災状況の把握が直後にできなかったために、国や県のトップがこの震災を過小評価してしまったのではないでしょうか。初動には人災の要素を感じます。
地震被害だけでなく
政府の対応遅れという失策により より多くの人が死に 痛み 困り果てている。
それにしても2週間近くたって乗り込んで1時間で帰るって
被災地への気持ちがないことを明らかにしているだけではないか。
もう一度取り上げたい。
カナダの大学の経済学で取り上げられたそうだ。日本の貧困者は薬物もやらず、犯罪者の家族でもなく移民でもない。教育水準が低いわけでもなく、怠惰でもなく勤勉で労働時間も長く、 スキルが低いわけでもない。世界的にも例の無い、完全な「政策のミス」による貧困だと。
政府によって傷つけられているのは能登半島だけでない。
ほとんどの国民なのだ。