簡単に喜べないことがわかる

先日サッカーワールドカップ開会式での

BTSのジョングクのパフォーマンスを喜んで書いていたが

喜んでいてよかったのかと今は不安になっている。

カタールはLGBTを認めていない国でそのことが

先進国から非難を受けていることは知っていたが

カタールのサッカー用のスタジアムを作るのに

外国人労働者が6500人も亡くなっているというのだ。

note.com

カタールは1割のカタール人と9割の移民労働者からなっていて

その生活には歴然とした格差がある。

LGBTだけでなく様々な格差がある国カタールへの抗議を

ヨーロッパ諸国はしている。

ドイツチームは試合に勝つことだけでなく

人権に対するパフォーマンスを求められるのがドイツなのだ。

みきてぃさんのブログより

通常W杯はドイツにとっては五輪よりも盛り上がる大イベント。飲食店ではTV中継、街の至る所でパブリックビューイング、ゴールが入ると近所から歓声が聞こえ、国の盛り上がりが半端ない。そんなドイツで今回は、国民の観戦ボイコットが行われ、報道もコメンテーターも控えめで、明らかに空気が違う。

試合中継でもまず話題になるのはこのカタール開催の政治的問題で、そのあとやっとサッカーの話ってぐらい。もはやテレビがそこに触れないのはありえなくて、選手にも何かしらの社会的パフォーマンスが期待されている感じ。選手は全くサッカーに集中できないし、相当重いものを背負っていると思う。

ジョングクのパフォーマンスも

日本の勝利も

そんな簡単には喜べない。

人権はすべての人が「人が人として生きていくために必要なもの」

ヨーロッパの意識の高さは憧れだ。