今年はどこの祭りも3年ぶりに開催されていて
わが町の麦屋まつりも縮小版ながら開催されることとなった。
これ以上やらないと
祭りが途絶えてしまうとの危機感がある。
しかし市の財政難から
今年は支援が極端に減った。
それでうちの地区にも5名のボランティア要請があった。
夜の7時半に頼みにいらしたのは
会長の岩田さんと同じ南山田の樋口さんの2人。
岩田さんはJA組合長ののち城端町長をされ
多くの業績を残されたバリバリの人物だが
すでに80歳半ばだと思う。
久しぶりに間近で見る岩田さんはずいぶん小さくなられた感じがあった。
体が小さくなって丸くなられた感じ。
ご高齢だから仕方がない。
岩田さんはすばらしい方だが
いまだに麦屋まつりの会長をしなくてはならないのだろうか。
他に誰かいないのだろうか。
こんな高齢の方が会長をしなくてはいけない時点で
もう終わっている。
もう終わっているのだ。
麦屋まつりだけでなく
気付かないふりをしているだけで
終わっていることはもっとたくさんあるのだ。
そのことを改めて思い出させられた気がした。
要請された5人のボランティアだが
麦屋まつりは9月の3週目の休日で
コシヒカリの刈り取りの時期ともろにかぶっていて
人を出すのが大変です。
好きな人が集まるのでなく
ボランティア要請が続くとなれば
やはり維持は難しいです。