娘が三十三の厄年で
正月四日は宮へ参る日だ。
厄年の人には暮れから
4日の日にはこれだけを準備してくださいと
お触れがある。
玉ぐし料五千円と酒2升、2升の紅白餅ひと重ねだ。
それを同じ厄年の人の人数で割って負担する。
それが同級生5人のうち
4人がすでに結婚してここに籍はなく
三十三の厄年は娘一人だとわかった。
「私だけ結婚してません」というふうに
お宮さんへ行くのもつらいかなと思って
娘が宮へ参るのはどっちでもいいと思っていた。
暮れに帰ってきて
一応一人だけど厄年で宮参りがあってどうする?
と聞いたところ
行くというので
行ってきました。
清々しい気持ちになったようで
行ってきてよかったです。
厄を落として 良き一年となることを祈ります。