今回の朝ドラは
太平洋戦争の時代をもろに扱っていて
戦争によって亡くなることが
いかに残酷なことか
いかに悲しいことかが
伝わってくるいい脚本になっていると思います。
愛する夫を失うということ
愛する息子を失うということ
どれだけの悲しみか。
しかしこれはドラマだけの話ではない。
私の母の父は2人の子を残して戦死。
祖母の弟も戦死。
村の忠魂碑にはたしか数十名の名が刻まれているはずだ。
その家族すべて、名前の数倍の悲しみがある。
国民個人の自由を縛り
戦争へと向かう臭いがする。
戦前の雰囲気に似てきたという書き込みをよく見る。
落ち着いて考えないと。
中国に勝てるわけがないのだ。
資源がない日本は
戦争放棄しか生き残る道がないのだ。
現憲法の戦争放棄をお花畑と嗤う人がいる。資源力のない国が戦争をして勝てると思う方が、よほどお花畑だと私は思う。戦争の善悪はさておき、日本は戦争ができない。やれば滅亡する。戦争放棄は、理想ではなく、冷厳で現実的な唯一の生存法だ。 https://t.co/1eiiEXDCZl
— 青木 俊 新作「逃げる女」(小学館)発売中 (@AokiTonko) 2021年11月28日