はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

母方の叔父

きのう
金沢に暮らす叔父から電話があって
電話では
すぐ帰らないといけないから
と言っていた。

母の弟の叔父なので
田んぼへうす植えに行っていた母を呼んできて
私は
昼近くだったので
念のために
うどんを作った。

叔父は
うどんを遠慮せず食べてくれて
合間に話をする。

叔父は大学卒業の後
金沢の私立女子高校の数学の先生になって
定年まで勤め
定年後も
非常勤で
いくつかの授業を受け持ち
10年間やってきたのだが

今年はついに
お呼びがかからなくなった

と残念そうに言っていた。

一生懸命やってたのにな
生徒には人気があったと思うけどな

と本当に残念そうに語っていた。

声がかからなくなる。

多分それが
年を取るということなのだろう。

でもそのことを正直に
もっとやりたかったと話す叔父は
自分の仕事に、自分のやってきたことに誇りを持っていて
だから
正直に話せるのではないかと思った。

帰らないといけないというのは
うちへの気遣いで
ほんとはそう慌てているわけじゃなかったみたいだけど

母の方が
午後は行くとこがあるので
とそれも正直に言って
叔父は帰っていった。

バイクにまたがって。