はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

カバレリア・ルスティカーナ間奏曲

カバレリア・ルスティカーナ間奏曲

数年前に佐渡さんの「題名のない音楽会」で聞いて
大好きになった曲で

権次郎映画ではプロモーションビデオの時
麦畑が移るバックに流れていた。

穏やかで明るい
日差しの中のやさしさを思わせるメロディだと思っていたが

先日の五島龍の「題名のない音楽会」を見て

オペラの中の
恐ろしい設定の場面で流れる曲だとわかった。

村娘にはフィアンセがいて
結婚するはずだったのが
フィアンセが
元恋人の人妻と浮気をして
村娘に冷たい仕打ちをする。

ちょうどそこに通りかかった
人妻の夫に
フィアンセと人妻の浮気を話してしまう。

夫は激昂し、
浮気相手の村娘のフィアンセを殺してしまう。

こういうドロドロオペラの中で

村娘が
人妻夫に話したことを後悔して
懺悔するシーンで
この間奏曲は流れるらしい。

そ、そんなすごい場面で使われているとは知らなかった。

美しさも愛情も
憎しみも怖さも
すべて紙一重

すべてが混じり合い
すべてが生きるということ。