今日は長唄の会が
じょうはな座でありました。
庵唄指導のご縁から
普段歌舞伎座でご活躍の演奏者の方々が
こんな片田舎の
城端で演奏してくださるのです。
その価値を知りませんでした。
三味線を習うようになって
初めてすごい皆さんがいらっしゃることが分かったのです。
たとえば
三味線の芳村伊十一郎さんは
今の歌舞伎座のコンサートマスターのような方です。
笛も太鼓も
邦楽の世界では
超一流の面々なのです。
とはいえ
そんなに一度に
邦楽がよくわかるようになるわけではありません。
今日も
３曲が演奏されましたが
３曲とも睡魔が襲ってきました。
よくわかんないんです。
でも気持ちいい。
気持ちいいと眠くなるんです。
年を重ねると
演者の皆さんの佇まいの美しさが
感じられるようになりました。
三味線も少しは手元を意識して
見せていただくようになりました。
眠くはなるんですが
あの面々の佇まいは
極上ですね。
もっと多くの方に足を運んでいただきたいと
思いますねえ。
眠いけどいいんです。
